
「育休中の年金って、結局どうなるの?」
「免除されるの?夫の扶養に入るの?退職したら自分で払うの?」
ネットを見ると「育休中に国民年金を払った」という声もあり、不安で頭が混乱してしまいますよね。
看護師歴12年、2人の子育てを経験した私の結論をお伝えすると、**病院や職場に在籍して育休を取る看護師ママは「厚生年金が全額免除」されるだけ**です。自分で役所へ行き、国民年金を振り込む必要は一切ありません。
この記事では、「産休・育休・退職」の制度の違いから、自分が今どのパターンに当てはまるのか、さらに復帰後の時短勤務で損をしないための裏ワザまでスッキリ整理してお伝えします!
1. まずは用語整理!「産休」「育休」「退職」の決定的な違い
年金の話がややこしくなる最大の原因は、似たような言葉が混ざって使われているからです。まずは基本となる3つの状態を正しく区別しましょう。
・産前産後休業(産休):出産前後の法律で定められた休業。会社に在籍中(社会保険料は免除)
・育児休業(育休):原則子どもが1歳(最長2歳)まで会社に籍を置いたまま休む期間(社会保険料は免除)
・退職:職場との雇用関係が終了。状況に応じて「国民年金(第1号)」への切り替え手続きが必要
SNSなどで「育休中に年金を払った」と言っている人は、実際には**「産休後に退職して自宅で育児中」**というケースがほとんどです。
「育休」は遊んでいる期間ではなく、「育児という命を育てる大切な仕事のために本業を休業している」正式な状態です。会社に在籍している限り、国の手厚い免除制度でしっかり守られていますので、罪悪感を持つ必要はまったくありません!
2. 看護師ママ必見!育休中の厚生年金が超優秀な3つの理由
病院やクリニックなどの事業所で勤務している看護師ママの多くは、「厚生年金」に加入しています。その場合のルールは非常にシンプルです。
① 厚生年金保険料は全額「免除」で自己負担ゼロ
育休期間中は、本人負担分も職場(病院)負担分も、**厚生年金保険料が全額免除**されます。
お給料がストップしている間に年金だけ引き落とされる心配はありません。手続きも職場の総務や事務担当者が進めてくれるため、自分で年金事務所や役所へ行く必要もありません。
・毎月の支払い負担は完全に0円
・面倒な手続きは勤務先にお任せでOK
・健康保険料(社会保険料)もセットで全額免除
② 免除されても「将来もらえる年金額」は減らない!
「払っていないなら、将来受け取れる年金が減ってしまうのでは?」と心配になりますよね。
ここがこの制度の最も手厚いポイントです。**育休による免除期間は、将来の年金額を計算する際「保険料を満額納付した」ものとして扱われます。**
つまり、夜勤をこなしてお給料から年金を引かれていた時期とまったく同じ実績としてカウントされます。「育休を取ったせいで将来もらえる年金が減る」ということは絶対にありません。
③「扶養」と「免除」は別ルート!焦って手続きしなくてOK
よくある勘違いが、「育休中は収入がないから、急いで夫の扶養に入らなきゃ!」という焦りです。
配偶者の健康保険の扶養に入るかどうかは、主に医療保険の判断です。育休中の年金は、扶養に入るのではなく**「育児休業等期間中の保険料免除」という別枠の最強ルート**で守られています。「在籍していれば免除」とシンプルに覚えておけば問題ありません。
3. 要注意!国民年金を自分で支払う必要があるレアケース
一方で、以下のような例外的なケースに当てはまる場合は、自分で国民年金を納付する必要があります。
・出産前後に職場を退職した場合:社会保険を脱退し、国民年金(第1号被保険者)へ切り替わるため
・もともと個人事業主やフリーランスの場合:厚生年金ではなく国民年金に加入しているため
もし育休中に「復帰せずにこのまま退職したい」と決断した場合は、**退職した翌日から国民年金の支払い義務が発生**します。
令和8年度(2026年度)の国民年金保険料は、月額17,920円(年間で約21万5,000円)です。毎月約1.8万円の出費が家計から出ていくのは大きな負担になります。「退職するか、育休を満了して復帰するか」を悩んでいる場合は、この保険料コストも踏まえて慎重に判断しましょう。
4. 【知らなきゃ大損】復帰後に「時短勤務」するママの必須手続き
育休明けに職場復帰する看護師ママに、絶対に知っておいてほしい超重要制度があります。それが**「養育期間標準報酬月額特例(養育特例)」**です。
育休から復帰して「時短勤務」や「夜勤免除」を選ぶと、お給料の手取り額が下がります。通常、お給料が下がるとそれに比例して将来もらえる年金額も少なくなってしまいます。
支払う保険料は「今の低いお給料ベース」で安く抑えつつ、将来もらえる年金額は「高い水準のままキープ」できるという、働くママのための神制度です。
この手続きは自動適用ではなく、**職場の総務への書類提出が必要**になります。育休から復帰する際は、必ず「養育特例の手続きをお願いします」と職場の事務に確認してくださいね。
5. 私のケースはどれ?一目で分かる状況別チェックリスト
・病院に在籍したまま育休中:厚生年金は全額免除(支払いゼロ・手続き不要)
・産休・育休の途中で退職した:国民年金へ切り替え手続きが必要(月額17,920円)
・育休を終えてフルタイム復帰:これまで通りの厚生年金がそのまま継続
・育休を終えて時短・日勤のみで復帰:「養育特例」を申請して将来の年金をキープ!
もし現在の職場で「時短勤務が取りづらい雰囲気がある」「夜勤を免除してもらえそうにない」と復帰に不安を感じているなら、復帰前から他の選択肢を持っておくのが賢い生き方です。
「日勤のみで無理なく働けるクリニックはあるかな?」「子育てに理解のある病院はあるかな?」と求人を眺めておくだけで、復帰に向けた心のゆとりがまるで違ってきます。
\ 復帰後の働き方に不安がある看護師ママへ /
「日勤のみ」「残業少なめ」「院内託児所あり」など、子育てと両立しやすい職場探しはプロに相談するのが一番の近道です。情報収集だけでも無料で利用できます。
6. 育休中の年金に関するよくある質問(Q&A)
Q. 育休中に引っ越した場合は手続きが必要ですか?
職場に在籍していれば、勤務先に住所変更届を提出するだけで完了します。年金記録はマイナンバーに紐付いているため、役所や年金事務所へ個別に出向く必要はありません。
Q. 夫が自営業(国民年金)の場合、私の育休免除はどうなりますか?
夫の職業に関係なく、ママ自身が職場の厚生年金に加入していれば、ママの厚生年金はそのまま全額免除されます。夫の年金に影響を与えることもありません。
Q. 免除されている期間の分、家計の浮いたお金はどう使うべき?
年金保険料が浮いているとはいえ、育休手当(給付金)はお給料の50〜67%に減るため、家計管理は重要です。浮いたお金は無理に使わず、子どもの学資準備や、万一のための生活防衛資金として貯蓄に回しておくのが最も安心です。
7. まとめ:看護師ママは「在籍=免除」で安心してOK!
難しい専門用語やネットの噂に惑わされる必要はありません。「在籍して育休を取っているから、年金は免除。将来も安心!」これだけを胸に留めておけば大丈夫です。
育児は、どんなハードな夜勤よりも体力を削られる命がけの大仕事です。手厚い公的制度を賢くフル活用して、大切なお子さんとの時間を笑顔で過ごしてくださいね!
現役看護師(35歳)|2児のママ【行きたい時にディズニー】
を本気で叶えるため、どん底家計を再建中!
過去に「退職で苦労」「転職後のミスマッチ」を経験。私のような嫌な思いをしてほしくない!看護師ママの助けになる情報を広めたい!と思いブログを始めました。
今は、仕事を暮らしや家族の楽しみを支える大切な基盤と割り切り、賢く、休みは使い切って、家族との時間を全力で楽しむ私のリアルを発信しています。
【免責事項】本記事は筆者の体験および執筆時点の公的情報をもとに作成しています。個々の雇用形態や加入保険により詳細が異なる場合があります。具体的な手続きは勤務先の総務窓口や日本年金機構へご確認ください。



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