寒くなってくると、
あれ?年末調整ってどうするんだっけ?
と不安になること、ありませんか?
特に看護師は、夜勤やシフト制で収入が毎月変わりやすく、
「書類これで合ってる?」「私、損してない?」と迷いがち。
実は、年末調整は
ポイントさえ押さえれば難しくありません。
しかも、
看護師ママこそ
年末調整をきちんと理解することで
損を防げるケースが多いんです。
この記事では、
看護師ママがつまずきやすい年末調整のポイントを、
実体験ベースでわかりやすくまとめました。
年末調整とは?
看護師が知っておきたい基本
年末調整とは、
1年間に払いすぎた税金を
会社がまとめて調整してくれる制度です。
看護師は、
- 夜勤・残業で月ごとの収入が変わりやすい
- 育休・時短勤務など働き方が変わりやすい
ため、年末調整で差が出やすい職種のひとつです。
看護師ママが特に気をつけたいポイント
- 夜勤や残業が多い年は税金を払いすぎていることがある
- 育休復帰のタイミングで必要書類が変わる
- 扶養・保険の扱いが分かりづらい
年末調整で必要な書類一覧

- 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
- 給与所得者の保険料控除申告書
- 基礎控除申告書
- 生命保険料控除証明書
- 地震保険料控除証明書(該当者のみ)
育休中でも、
保険料控除の証明書は提出が必要なケースがあります。
「自分は対象外」と思い込まず、
必ず一度確認しましょう。
ケース別
|看護師がつまずきやすいポイント

① 育休・復帰前後の場合
育休中は給与がないため、
年末調整が不要な年もあります。
ただし復帰が年末に近い場合は、
提出書類が増えることも。
② 扶養内で働いている場合
103万円・106万円・130万円の壁は、
「年収合計」で判断されます。
よくある落とし穴
- 交通費を含めて年収計算していない
- 年末にシフトが増えて超えてしまう
- 扶養を外れるつもりがなかったのに対象外に
③ 夜勤・残業が多い年
夜勤手当が多い年は、
源泉徴収で払いすぎているケースも。
年末調整で戻ってくることがあるので、
書類提出は必須です。
確定申告が必要になるケース
次に当てはまる場合は、
年末調整とは別に確定申告が必要です。
- Wワーク・副業をしている
- 副収入が20万円を超える
- 医療費が高額になった
- 住宅ローン控除の初年度
最近は、
看護師でも副業やダブルワークをする人が増えています。
将来的には、
公務員でも条件付きで
副業が認められる流れも出てきています。
日本経済新聞
まとめ
|年末調整は「仕組みを知れば怖くない」

- 年末調整は毎年の“お金の健康診断”
- 看護師は働き方によって差が出やすい
- 書類をそろえるだけで損を防げる
年末調整をきっかけに、
「自分の働き方やお金」を見直すのもおすすめです。
次の記事では、「確定申告が必要になるケース」を
もっと詳しく解説していきます。



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